欧州危機再燃?

先週末イタリアで総選挙が行われました。 結果としてはイタリア国民の投票先が割れて、 どの政党が勝つということもありませんでした。 その結果、イタリアのこれからの国政が混沌とした状況にあると世間的に見られています。

今回の総選挙では、イタリアの財政緊縮策を推し進める政党が勝利すれば、 ユーロ圏の経済状況が落ち着くことになるので、今後の為替が安定するであろうと見られていました。

しかし、今回の結果で投票先が割れてしまったことにより、 今後見ていかなければいけないのがイタリアの政党の連立政権が できるかどうかということに焦点が当てられています。

この連立政権交渉が決裂してしまった場合には、 再選挙の可能性も浮上してきていますので、 イタリア国政の状況が今世界中から注目を集めています。 今回の結果を招いたイタリア国民は正気なのかという声もあがってきているくらいです。

このイタリアの状況が現在の為替を大きく動かしており、 欧州圏の先行き不透明感からくるユーロ安が進んでいます。 イタリアは欧州圏では3位の経済大国で、 世界的に見ても第8位の経済大国です。 このイタリアの国政がしっかりしないと、他の欧州の国々にも悪い流れが伝染していきかねません。

せっかく欧州圏の経済危機が沈静化してきていたのに、 また欧州危機が再燃してきたという状況です。 イタリア国政が落ち着くまではユーロ安が続くということが確実になっていきそうです。 イタリアの難局を上手に捉えて為替動向の大きな流れに乗って取り引きを進めていきたいですね。

【ユーロ/ドルの日足 一目均衡表】 ユーロ/ドル日足 一目均衡表